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ペリイチ×ハッピースイーツ製菓専門学校

NEWS:

2015.02.23 パティシエのたまご「第一回レシピコンテスト」、結果発表!

ハッピースイーツ製菓専門学校にて、レシピコンテストを開催しました。
審査はなんと3段階!
イメージ画とレシピ案の書類審査に加え、普段、店頭で人気商品の動向などを見ているスイーツ店スタッフの意見や、対象である「20代〜30代前半の女性」「ペリエのお客さま」をちゃんと意識しているかなど、さまざまな視点から審査が重ねられました。

その結果、みごと最優秀賞に選ばれたのは、加藤美波さんの作品!
加藤さん考案のスイーツは、ペリエ千葉・ペリチカの人気スイーツ店「お菓子工房バニーユ」にて商品化・限定販売します。
どうぞお楽しみに!

《コンテスト概要》
  • ・対象商品:洋生菓子
  • ・テーマ:「春」「ひなまつり」
  • ・千葉県産の食材を使用すること。
  • ・価格帯:300〜500円
  • ・最優秀レシピ:1点(商品化)、優秀レシピ:3点

《審査過程》
【1次審査】
千葉ステーションビルおよびハッピースイーツ製菓専門学校による書類審査で15作品を選抜。
【最終審査】
お菓子工房バニーユ・オーナーシェフ大木氏により、最終審査に残った作品から最優秀作品1点を決定。
さらにアイデアが面白かった作品に「ペリエ賞」、千葉県産の食材で一番おすすめの作品に「ちば賞」を授与。

◉ 総評 ◉

お菓子工房バニーユ オーナーシェフ/ハッピースイーツ製菓専門学校 講師 大木 悟

今回のコンテストでは、第一に、テーマやルールをきちんと踏まえているかどうかを基準に選びました。
中には、テーマに沿って考えられていない作品や想像だけで作られているものもありましたが、上位の作品には、学び始めて一年に満たない生徒とは思えない、非常に感心するレシピもありました。
今回は商品化も踏まえているため、販売に向くレシピであることもポイントです。
ここが難しかったのではないでしょうか。

販売につなげていく中では、壁もいろいろあります。
持ち帰り用の箱の大きさに合わせた商品サイズやシンプル過ぎるデザインでは、ショーケース内で目立ちません。
それに何より、お客さまにとってお菓子は食べるだけでなく見て楽しむ時代ですから、テーマや作り手のイメージを視覚だけで伝えられる“見た目のインパクト”が不可欠です。
その点、今回の最優秀作品は、テーマに沿っており、独創性も加わっていたので、自然と選ぶことができました。

レシピを創るときは、商品化が実現できるかを考えてください。
そして、自分の理想の商品実現のためには、技術を磨く必要があります。
その先に、お客さまへの販売がある。
そういうことをイメージして創ると、より良いレシピができてくるでしょう。
学生の皆さんには、これまでの「お菓子が好き」という想いを大切に、これからは専門職「パティシエ」として、未来の自分が理想とする商品を実現する技術を、ハッピースイーツ製菓専門学校で学んでほしいと思います。

1956年2月14日 千葉県生まれ
1974年〜 調理師学校入学 (株)ドンク入社
1979年〜 (株)ダリオルール入社
1984年〜 菓子工房アントレ入社
1985年〜 (株)オランダ家入社
1996年10月 お菓子工房バニーユOPEN
2001年3月 サロン・ド・バニーユOPEN
2003年10月 お菓子工房バニーユ・ペリエ千葉店OPEN
2012年4月 椿森に移転し、ショップとサロンを統合した「お菓子工房バニーユ椿森本店」OPEN